場の医学と野口療法

  

西洋医学の問題点

2017年11月03日

西洋医学は対症療法

 西洋医学は、病気を局所的な異常に原因を求める傾向があり、局所治療が主体になります。つまり、西洋医学は点の医学です。
 そのため、担当分野が呼吸器系、消化器系、循環器系などと分かれており、複数分野にまたがる症状がある場合には、それぞれ別の医師に診てもらうか、病院内をたらい回しされることになります。
 このように、彼らには臓器は連携している、臓器は互いに相手に影響を及ぼしているという認識がありません
 必然的に、西洋医学は病気の原因そのものを取り除こうとする原因療法(根治療法)ではなく、主な症状を軽減して、その間に自然治癒力で病気が治るのを待つ療法である対症療法が主体です。
 要するに、西洋医学の主役は薬であり、手術を含めて副作用の多い治療法になります。
 とりわけ、治療はビジネスであり、そのビジネスの主役が薬である以上、必要以上に、あるいは不必要に高価な薬を服用させられることがあります。

臓器は互いに連携している

 臓器は脳(視床下部)の指令に基づいて連係動作をしています。
 しかし、各臓器から脳に指令が行って、それに基づいて連携活動もしています。
 例えば、食事をすると眠くなりますが、これは胃腸が食べ物を消化するために、脳に指令して脳や骨格筋など、交感神経系の器官に休むように指令を出すからです。
  ⇒ 臓器は直接、あるいは脳を介して互いに連携している
  ⇒ 臓器が疲労すると、連携している臓器の負担が増えて疲労する

プラシーボ効果

 なお、プラシーボ効果とは、薬効成分を含まない偽薬を投与しても、患者の症状が快復傾向を示す治療効果のことです。

薬は毒(クスリはリスク)

 薬が有効であれば、その薬には生理作用があることになります。
 言い換えると、薬の本質は毒です(体に有害です)。
 たまたま、薬の持つ生理作用の一つ(主作用)が症状の抑制に有効であるだけのことです。
 他の生理作用(副作用)は、通常、余り調べられていません。また長期服用によって、他の生理作用(有害作用)が表面化することもあります。
 一般に、3種類以上の薬を服用する場合の副作用は調べられません。
 従って、薬の長期服用や多種類の薬の服用は、一般に、体に害を及ぼすと考えるべきです。
 また、薬はその生理作用を持続させるために、分解されずに長時間、体内を循環する必要があります。
 長時間分解されないと言うことは、肝臓に負担を掛けることを意味します。
 従って、薬の長期服用や多種類の薬の服用は肝臓、さらには腎臓を悪くする傾向があります。

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